おもちゃを作りの幅を広げてくれる物のひとつに、プラスナップがあります。
例えば、このようなボタンの練習やくっつくおもちゃに使用すると遊びの幅が広がります。
スタイや抱っこ紐カバー等のベビーグッズを手作りしたいときにも、とても便利です。
そんなプラスナップは色々な種類が販売されていますが、私はサンコッコーのプラスナップを使用しています。
そこで今回はこちらのプラスナップの特徴や、プラスナップをつけるために必要な打ち具についてまとめてみました。
サンコッコープラスナップとは?
プラスナップは、100均やネットショップ等で数多くの種類が販売されています。
その中でも、こちらのプラスナップは下記の特徴があります(参考:公式サイト)。
安全性・信頼性が証明されているので、お子さまのために作る場合にもおすすめです
また、多くのプラスナップは打ち具というボタンをつけるための道具が必要ですが、ボタン自体の生産が終わってしまうと打ち具も無駄になってしまいます。
そのため、長く販売され続けている点も個人的には安心感があります。
1点だけデメリットをあげるなら、色展開に緑系がないことです。
そのため、どうしても緑系のプラスナップを使用したい場合は候補から外れることになります。
色展開は増やしてほしい!
打ち具はどちらがいいの?
このプラスナップを取り付けるための打ち具には、ハンディプレスタイプと卓上タイプの2種類があります。
何が違うのかな?
そこで、ここからは2種類の打ち具について価格や使いやすさ、おすすめの選び方について比較していきます。
価格
まずは気になる価格から見ていきます。
公式サイトによると、希望小売価格(税別)はハンディプレスで3,000円、卓上プレスで4,000円です(2024/11現在)。
ただ、それよりも低い価格で販売されている場合も多いようです。
価格だけ見ると、ハンディプレスの方がいいのかな?
大きさと重さ
次に、大きさと重さについての比較です。
ハンディプレス | 卓上プレス | |
---|---|---|
縦幅(通常時) | 15㎝ | 12㎝ |
縦幅(プレス時) | 9㎝ | 10㎝ |
横幅 | 18.5㎝ | 13㎝ |
奥行き | 2㎝ | 6㎝ |
台座との距離 | 0.8㎝ | 0.8㎝ |
重さ | 206g | 211g |
写真で見るとこんな感じ
台座との距離は、どちらも同じです。
重さについても、5gほどしか差がありませんでした。
卓上プレスも意外とコンパクト!
使い方
パーツをするセットする方法はどちらも同じですが、最後の取り付ける(カシメる)作業に違いがあります。
ハンディプレスはレバーを強く握るのに対し、卓上プレスはレバーを下げることで取り付けます。
布の厚さにもよりますが、どちらもまあまあ強い力が必要です。
特にハンディプレスの方は何個もつけていると手が痛くなってしまうため、たくさんプラスナップをつけたい場合は卓上プレスがいいと思います。
私も最初はハンディプレスを使っていましたが、追加で卓上プレスを買いました
また、打ち具で挟むことでヘッドを潰して固定するのですが、その際にヘッドが歪んでしまうとパチッとはまりません。
ハンディプレスの場合、握る仕様だからなのかヘッドが歪んでしまうことがありました。
失敗すると戻せないので、ペンチなどでパーツを切ってつけ直す必要があります
卓上プレスの方はレバーで均等に力がかかるからなのか、今のところ失敗したことはありません。
ちなみに、卓上プレスの説明書に「レバーは最後まで押し下げてください」と記載がありますが、フェルトを2枚挟んだ場合は固くて最後まで下がりませんでした。
レバーが下がりきらなくてもプラスナップは綺麗についたので、お困りの方は参考にしていただければと思います。
買うならどっち?
最後に、実際に2種類の打ち具を使ってみて感じたおすすめの選び方をまとめてみました。
私自身は、最初に「安い方がいいしそんなに使う予定もないな」とハンディプレスを購入しました。
しかし意外に使用頻度が多く、失敗してやり直すことも何度かあり、追加で卓上プレスを購入することになりました。
今から一つ選ぶなら、私なら卓上プレスにします
お気に入りのプラスナップと打ち具を見つけよう!
今回はプラスナップに焦点を当てて、おすすめの商品やその打ち具についてご紹介しました。
それぞれの特徴を知ったうえで、お気に入りのプラスナップや打ち具を見つけていただければと思います。
参考になれば嬉しいです!
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